卵子凍結とは?卵子凍結による妊娠の成功率は?

卵子は原始卵胞から3ヶ月にわたって成熟して受精可能となるのですが、妊娠しにくい人の場合は質の良い卵子を作り出すための排卵誘発法が効果的と言われています。
新宿にある杉山産婦人科ではこの排卵誘発法によって質の良い卵子を作り、卵子凍結を行うことで妊娠確立を高められるとされています。

・卵子が老化することで妊娠しにくい状態となる!
卵子の質が悪い、卵子が老化することで妊娠しにくい状態となってしまうことは科学的に証明されています。
このため、子供が欲しいと考える人は質の良い卵子を取っておくためにも、卵子凍結を行ったほうがいいでしょう。
年齢が若ければ若い程、質の良い卵子を作り出すことが出来るので、1人目のときに質の良い卵子を卵子凍結しておき、2人目や3人目の子供を産みたいと考える人もいますよ。

・卵子凍結とは?
そもそも卵子凍結というのは、卵巣から採取した卵子を凍結して保存しておくことを言います。
人によっては悪性の腫瘍等があり治療を行う前に卵子凍結をして、将来妊娠が出来るようにと考える人もいます。
また、健常な女性が妊娠時期を遅らせるために、質の良い卵子を卵子凍結させて自分が望むタイミングで子供を産みたいという場合などの目的で利用します。
新宿の杉山産婦人科で卵子凍結を行う際は、最低でも5個〜10程度凍結することを勧めているそうです。
なぜならば生存率や受精率は年齢によっても異なるため、着床率などを総合的に考えると5個〜10程度の卵子凍結が好ましいと考えられます。

・卵子凍結を行うことで妊娠する確率は?
卵子凍結後の生存率は50%と言われていて、顕微授精の受精率は40%〜70%だと考えられていて、年齢が高齢になっていくごとに着床率が低くなります。
仮に、30代の卵子で妊娠する確率は45%、40代で15%と言われているので、卵子1個当たり約10%〜40%の確率で妊娠するのではないかと考えられています。
卵子凍結させたものはマイナス200度の液体窒素で凍らせるので、一生使用することが出来ます。
しかし、高齢になっていけばいくほど生存率や受精率、障害を持って生まれてしまうリスクが高くなるので30代後半〜40代目前くらいまでには使用したほうがいいでしょう。

このように新宿の杉山産婦人科では卵子凍結として、未受精卵の凍結を行うことが出来ます。
未受精卵の凍結は採卵に20万円、静脈麻酔に5万円、卵子凍結に5万円、感染症検査で1万3,000円、他にも排卵誘発や凍結延長などの料金がかかります。