基本検査で分かること
不妊治療の最初に行う基本検査は病院で異なる点もありますが、基礎体温・精液検査・頸管粘液検査・フーナーテスト・子宮卵管造影検査・経腟超音波検査は、一般に基本検査といわれています。
その他にも子宮鏡検査・卵管鏡検査・腹腔鏡検査などもあって、主な検査は生理周期に合わせて実施するので一度にできるわけではなく、通常検査に要する期間は約1ヶ月と言われているのです。
ただし、すべての検査が必ず必要というわけではなくて、医師によってはあまり重要視しない検査もあります。
また不妊治療の最初に行う基本検査で全てのことが分かるのではなくて、あくまで排卵と精子の受精の場である卵管の状態が分かるだけなのです。
つまり、検査で排卵があるか、卵管が詰まっていないか、正常な精子が一定数あるかなどであって、ピックアップ障害・受精障害・着床障害・卵の質の問題などについては分かりません。
その為、不妊治療の最初に実施する基本検査は、妊娠に向けてのスタートラインに立てるかを知るためのもので、検査で正常と判断されたことイコール妊娠できるではないのです。
このように基本検査で正常であっても半年以上妊娠に至らない場合もあって、これが原因不明不妊症ということになります。
しかし原因不明なまま長時間放置することは問題で、放置しないで確率の高い不妊治療を実施できる病院で治療を受けることが重要です。
杉山産婦人科の不妊ドック
杉山産婦人科では、不妊治療の最初に行う基本検査として不妊ドックを案内しています。
不妊ドック検査内容は、検査時期に関係ない検査の精液検査・クラミジア検査・感染症各種検査及びAMHです。
また、検査時期が決まっている卵管造影・子宮鏡検査・生理中ホルモン検査・黄体期ホルモン検査・フーナー検査があって、これらが不妊ドックの必須項目になります。
ただ、先にも触れたように検査で全てのことが分かるわけではなくて、検査で異常がなくても妊娠しないこともあるのです。
新宿の杉山産婦人科は、そのような原因不明不妊症の治療に積極的で、腹腔鏡検査・卵管鏡下手術・体外受精などを実施していきますし、高度生殖医療(体外受精)を専門的に行っています。
また新宿駅直結の好立地で診療時間を延長しているので、仕事と不妊治療の両立もできるのです。
それから、治療方針を丁寧に説明してくれたので不安なく検査や治療を受けることができたという口コミがあります。
様々な検査方法があって相談して決めることができたなど、高い評価の口コミが数多くあるのです。